FXでおろそかになりがちなマインドの話

NO IMAGE

FXトレードの経験がある方なら、きっとこの気持ちを感じたことがあるのではないでしょうか?

「しまった!こんなところで利食いしちゃうなんて!よし、まだ伸びてるからまたエントリーだ!」
「今日は負けてばっかりだ、この負けを取り返すまでは終われない!」

以上のような気持ち、私も感じたことがあります。
しかし、これは感情的になっている証拠なんですね。

感情的になってしまうことは、トレードをする上でデメリットしかありません。
問題は、「冷静な判断ができなくなる」ことです。

そのため、FXトレードをする上で大切なことは、マインドを整えることです。
もちろんテクニックや情報収集など、日々勉強は欠かせませんね。
しかし、日々の勉強にマインドを整えることをプラスしてみると、もっと早く成果が出るんです。

ここからは、実際にマインドを整えて冷静にトレードする方法をお伝えしていきますね。

①自分ルールを作る
②エントリーする根拠を探す
③リスクを許容する

それではまず①から順番に説明していきます。

目次 (タップでジャンプします)

①自分ルールを作る方法

それは、自分のロジック通りにエントリーし、許容できる損失額、利確をあらかじめ決めておき、絶対に損切りラインや利確ラインを変更しないことです。
トレードに慣れてくると、利益が出始めてから利確ラインを徐々に上げ下げしていく手法もありますが、感情的になることがある初心者の方は特に、決まったところで利確・損失をすることが望ましいです。

人間なので、欲が出てしまい、もうちょっと持っていたい、なんて気持ちになることもあります。
もしも利確でクローズすることができれば、素直に喜び、小さな勝ちを積み上げていくことによって自信につながります。

負けたくないあまり、損切りラインを変えてしまうのも厳禁です。
いつか回復するだろうと思っていても、もしも損失が膨らむばかりであれば強制退場にもなり兼ねません。
トレードをこの先もずっと続けたいという気持ちがあれば、ルールを守ることは不可欠です。

②エントリーをする時の理由

大きな陽線や陰線が出たから?なんとなく伸びそうだから?そう、「なんとなく」でエントリーしてしまうと、万が一負けた時に、負けた理由がしっかりと分からなくなってしまいます。

エントリーをする時は、自分のロジックに従い、自信の持てるところでエントリーしましょう。
100パーセント勝てるロジックは存在しない、と言われているので、たまには負けても、定期的に分析してみて、結果的に利益になっていれば、それは正しいトレードができているということです。
大切なことは、自分のロジックのエントリールールを守れているということです。
もしもトレードが上手くいかなくても、決まったエントリールールがあれば、それをトレードの際毎回記録すると、どうして負けるのか、原因を探す際に役立ちます。

③プロのトレーダーは、自分が負けた時の損失額をしっかりと把握している

たとえ負けても、退場するような損失額は決して出さないので、動揺しないと言えます。
FXトレードでは、負ける事もある、ということを受け止め、負けたとしたら、自分が許容できる損失額はいくらなのかを決めましょう。

例えば、1日の損失額を決めたとすれば、決めた額に達してしまったらその日はトレードから離れることも大切です。
ムキになって、取り返すような気持ちでトレードしてしまうと、たいていは逆効果になってしまいます。
それよりも、冷静になってみて、なぜ負けたのか、それを分析して次のトレードに生かすことが大切です。

お金が増えたり減ったりして、その度に一喜一憂することの多いFX。
しかし、感情的にならずにしっかりとマインドを整えることで、息の長いトレーダーになれます。
毎回のトレードをノートなどに記録しておくこともオススメです。
もしも感情的になってしまっても、そこに記しておくことで、後から冷静に「なぜそこで感情的になったのか」と自分と向き合えるツールになります。

地道な作業ですが、プロトレーダーの方が皆、通ってきた道です。
小さな努力があって、今の成功があるのです。

ぜひ、これを機にマインドを整えることを心がけていただき、FXトレード生活に生かしていただければと思います。